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3歳児

3歳児
子どもの特性

3歳児子どもの特性

社会性が発達し、自立への意識から“みんなで一緒”の意識が芽生え、友だちとの関わりが増えてきます。

保育のねらい

3歳児保育のねらい

友だちとの関わりが増えていき、異年齢の友だちの遊びについて行ったり、見たことや経験したことを取り入れて遊びを発展させていきます。友だちと交わることが多くなりますが、同じ遊びを楽しんでいることが多く、一人ひとりの世界を大切にしています。
基本的生活習慣(食事、排泄、手洗い・歯磨き、衣服の脱ぎ着、睡眠)の獲得に向けて、一人ひとりの発達に沿った保育を行います。

保育の実例

実例

「集中できる環境」と「友達と交える環境」の両方を大切にしています。
ごっこ遊びでは、子どもたちが親しんでいる世界を再現するような場面も見られます。子どもたちが遊びやすいような材料を用意しておき、自然と子ども同士で対話しながら遊びを発展させています。もしその輪に入らず、1人で黙々とお絵描きや工作をしている子がいたとしても「一緒に遊んだら?」と促さず「その子の中には、今やりたいこと、その実現に向けて学んでいる」と考え、子どもの行動を尊重します。

お着替えは、子どもがやりたい時には自分でやります。但し「着替えさせて」と子どもにお願いされた時には手伝ってあげます。子どもの心を受け入れることで「私は愛される存在」なんだということが実感でき、自分に自信を持てるようになります。そして「自分を愛すること」を知ります。また洋服を畳むことや自分の物を管理する、靴を揃えて置くことは、手先の機能を伸ばします。着替えだけでなく、食事、睡眠、排泄、手洗いや歯磨きなどの習慣を通して、成功体験を大切にしながら自分で出来るように、一人ひとりに合わせて取り組んでいます。