キッズファームから冬の贈り物 ~絵本と子どもたち~

2026.03.09

ライター写真

給食運営
鳥居美由紀

こんにちは!
今回の畑のおたよりは、大空と大地のなーさりぃ東五反田園の子どもたちと野菜の時間をお伝えします。

みどり組さん(3歳児クラス)はにんじんが大好きです。
給食ににんじんが入っていると大喜びなのです。

また、にんじんへの思いは、発表会の演目になるほどです。
“みどり組さんはにんじんが好き”というお話にとっても興味があったので、東五反田園の職員にお話を聞いてきました。

皆さんも気になりませんか?

私は子どもの頃、にんじんに興味がなかったな、どちらかというと、あまり好きなお野菜ではなかったな。
そう思う方、多いのではないでしょうか。

始まりは電車でのお出かけ、そこで出会ったのはオレンジ色のおともだち

にんじんを選ぶこどもたち

初めて電車でおでかけしたみどり組の子どもたち。
買って帰るのは、給食の先生に頼まれたにんじんです。

日々の給食で毎日のように食べているにんじんが、おでかけを通して子どもたちにとってより身近になり、楽しいおともだちになったのです。

子どもたちならではのきっかけがあり、にんじんに興味を持ち、心が動いた瞬間があったのでしょう。
みどりぐみの子どもたちの世界をもっと知りたくなります。

伝説のにんじん、伝説の勇者との出会い

お話をきくこどもたち
ながいにんじんに触れるこどもたちながいにんじんに触れるこどもたち

子どもたちがにんじんに興味を持ち始めたことに気づいた担任の保育士は、持っていたにんじんの絵本を子どもたちに読んでみることにしました。

子どもたちは、伝説のにんじんのことを知りたくて、集中してお話を聞いていたようです。

「どうして、伝説のにんじんが好きなの?」と問いかけると、
「早く走れるようになるから」「王冠がかっこいい」など、物語を理解した子どもたちは担任の保育士にお話してくれたそうです。

子どもたちは、本物の伝説のにんじんに触れることもできました。
にんじんは子どもたちにとって、どのような存在になったのでしょう。
更に子どもたちのことを知りたくなります。

手作り絵本で出会う、いろいろなにんじん

子どもたちの様子を聞いて、私はさっそく手作りの絵本を保育園に送りました。

この絵本は、私がキッズファームで作業をしたり、畑や野菜の様子を観察する訪問時に撮影した写真を使って作ったオリジナルの絵本です。

保育園では子どもたちが自由に見たり、他の絵本と同じように貸し出して、家庭に持ち帰って家族で読んでくれています。
大きな紙に印刷して紙芝居にしている園もあります。

みどり組の子どもたちは、色々な形のにんじんを見て、感じたこと、見えたものを例えてお話してくれたそうです。

オリジナル絵本「ほいくえんに にんじんがとどくまで」にんじんをみてお話をする子どもたち

みどり組の子どもたちとにんじんの物語はまだまだつづく

色々なにんじんとの出会いで心が育まれ、興味を持つことの楽しさを全身で感じ取っているみどり組の子どもたち。

なんだか、伝説のにんじんの勇者のように見えてきます。
みどり組の勇者は来年度もいろいろなにんじんを探す冒険を続けるようです。

東五反田園の子どもたちとにんじんの時間。
子どもたちの成長と共にできることが増え、見え方、お話する内容、にんじんとの関わりにも変化が訪れると思います。

不思議な形や割れたにんじん①不思議な形や割れたにんじん②

野菜に触れ、楽しそうにしている子どもたちの姿を嬉しく思います。

そして、楽しそうなのは子どもたちだけではないのです!
子どもたちの様子を伝えてくれる担任の保育士の姿が、とても楽しそうだったことが印象的でした。

東五反田園の子どもたちとにんじんの続きはまたお伝えします。
一緒ににんじん探しの冒険を見続けていただけたら嬉しいです。

未来へつづく