「はたけのこびと」ってなあに?子どものワクワクを生む“こびとさん”からのメッセージ
2025.11.28
給食運営
鳥居美由紀
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はたけにやってくる不思議な存在「はたけのこびと」
畑を知り尽くした“こびと”からのお手紙
畑には、ときどき不思議な“こびと”がやってきます。その名も「はたけのこびと」。こびとは畑のことをよく知っていて、子どもたちにお手紙を届けてくれたり、野菜の種や苗をプレゼントしてくれたりします。
ある日、突然“はたけのこびと”からお手紙が届きました。内容は「いちごの苗を育ててくれませんか?」というお願い。子どもたちは興味津々で、お手紙に目を輝かせます。
こびととの交流が育む「気づき」と「探究心」
その後も、こびとから届く手紙に子どもたちは夢中。ときには「こびとさんに聞いてみよう!」と、自分から手紙を書き返す姿も見られます。こびととのやりとりを通して、子どもたちは畑をじっくり観察するようになります。
• いちごが小さくいびつな形になったとき
→「どうしたら良いか教えてください」と相談
• ピーマンが大きくならないとき
→「どうしたらピーマンは大きくなるの?」と質問
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身近な野菜の変化に気づき、「なんでだろう?」と考える力が育まれていきます。
※この“小人”は給食運営のスタッフが扮して、子どもたちに手紙を届けたり、畑でのヒントをそっと伝えたりしています。遊びながら学べる仕掛けのひとつです。
「育てて、届けて、食べる」体験が食への関心を育む
すくわくプログラムとの連携
この活動は、東京都の「とうきょうと すくわくプログラム」の一環としても役立っています。例えば、大空と大地のなーさりぃ中野富士見園では「栽培を通して食の大切さを知る」をテーマに、園で野菜を育てています。
自分たちで育てた野菜を給食室へ
収穫の日には、自分たちの手で育てたいちごや野菜を、給食室に届けます。「自分たちで育てたものを収穫して食べる」経験は、子どもたちにとって大きな喜びであり、食べ物を大切にする気持ちにつながります。
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こびととの約束が「次への楽しみ」を育てる
前回、畑のお手伝いをした子どもたちに、こびとから「次もお手伝いしてくれるかな?」というお手紙が届きました。それを読んだ子どもたちは「また来るー!」「いいよー!」と笑顔で答えながら帰っていきました。
こびとからのメッセージは、子どもたちの“次への楽しみ”や“続けたい気持ち”を育んでくれているのです。
子どもたちの「気づき」を応援する“はたけのこびと”
“はたけのこびと”は、子どもたちの学びのそばにそっと寄り添い、「気づき」や「なんでだろう?」という探究心を応援してくれる存在です。子どもたちの小さな発見や喜びが、大きな成長につながることを願っています。