大空大地やさいの収穫 ~さつまいもが保育園にとどくまで~
2025.11.12
給食運営
鳥居美由紀
前回の記事では親子の収穫体験の様子をお届けしました。
(親子の収穫体験記事はこちら)
毎年、秋に2回開催している親子の収獲体験ですが、2回目の収穫体験が終わってから本部社員数名とか完一さんは11月から給食で使用するさつまいもを収穫しています。
今年は、季節を進める秋の雨にも出会えた親子の収穫体験でしたが、給食用のさつまいもの収穫は後日にお見送りしました。
今回は、後日行ったさつまいもの収穫の様子をお届けします。
おいしい給食を支える大空大地やさい
大空と大地のなーさりぃでは、期間を限定して、キッズファームで作ってもらった季節の野菜を給食で使用しています。2021年~2024年のさつまいもは“紅はるか”。
2025年のさつまいもは“シルクスイート”です。
この大空大地さつまいもは、毎年900人以上の子どもたちの味覚形成に寄与し続けています。
地下深くまで成長したさつまいも
さつまいもの収穫
前日は雨がちらつきましたが、収穫のこの日は雲一つない秋の空。一雨一度(ひとあめいちど)、秋が深まっていることを全身で感じながら始まった今年の収穫です。
畑の端から端までつるを刈り、マルチという黒いビニールを外し、さつまいもを掘り出してはかごに入れていきます。
畑の中で行ったり、来たりを繰り返し、時には隅によけたはずの“つるのワナ”にかかったりしながら、さつまいもを収穫していると、汗だくになってきます。
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ふかふかの土の感触を足で感じながら、野菜の重みを腕で捉え、子どもたちの目線で畑の作業をしているといろいろな気づきがあります。
「来年はこんなことができるかな?」「子どもたちはどう感じるかな?」「子どもたちにはどう映るのかな?」
無心で作業を繰り返しながら、つい笑顔になるのは、楽しそうに野菜と触れ合っている子どもたちの笑顔を想像しているからかもしれません。
さつまいもの選別
収獲したさつまいも、これから選別作業です
おまんじゅうのようなさつまいも
さつまいもの大きさを確認していると、いろいろな形、大小さまざまなさつまいもが出てきます。
棒のように細いさつまいもや、おまんじゅうのようにまるいさつまいも、三日月のように曲がったさつまいも。
大きな穴が空いているさつまいもは、「何か見えるかな?」と思わず覗き込んでしまいます。
給食室で調理するときの使いやすさにも気を配りながら、給食用のさつまいもと食育用のさつまいもに別け進めます。
三日月のように曲がったさつまいも
棒のように細いさつまいも
穴が空いたさつまいも
11月の給食から提供開始!!
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初夏から定期的にオンライン中継で畑の様子を見てきた大空と大地のなーさりぃの子どもたち。
つるが付いたさつまいもと触れ合ったり、収穫体験に参加して、子どもたちはさつまいもを楽しむ準備は万端かな。
給食室の先生、おいしく作ってね!
使いにくい大きさのさつまいもが入っていても許してね。
どんなさつまいも料理が給食として提供されるのかな。
いつか、このさつまいもを使った給食や食育の様子もお伝えしたいと思います。
お楽しみに。