とうきょう すくわくプログラム活動報告書
※活動詳細報告についてはページ下部に記載※
<施設名>
大空と大地のなーさりぃ扇大橋園
<施設所在地>
東京都足立区江北1丁目9-14
<法人名>
株式会社 キッズコーポレーション

1.活動のテーマ
<テーマ>
自然(染物・色水)
<テーマの設定理由>
「生きる力」を育む子ども主体の保育を日々実践している中で、人は人との関係を生きるだけではなく、様々な自然物とともに生きていることを身近に感じてほしい。また、園庭や公園などで様々な植物や生き物に興味・関心を持っている姿が見られるため、より好奇心を刺激していけることを期待して設定した。
2.活動スケジュール
・春夏秋冬それぞれの季節特有の草花に直接触れ合えるよう戸外活動をたくさん設定する。
・草花を使ったままごと遊び → 草花・野菜を使った色水遊びへ発展させる。
・色水、玉ねぎの皮を使った染物へ発展 → 染物を使った製作活動へ広げる。
3.活動のために準備した素材や道具、環境の設定
・すり鉢・計量カップ(草ままごと)、和紙(ちょうちん製作)、布(縄跳び製作)
・保育室横のベランダに草ままごとができるスペースを常設した。
4.探究活動の実践
<活動の内容>
① 草花を使ったままごと遊びをきっかけに、水を入れて擦ると「色」が出ることに興味を持つ。
② 草花・野菜を使って色水を作る活動へ発展。
③ 色水・玉ねぎの皮を使って和紙や布を染める。
④ 染め物を素材とした製作活動を行う。
<活動中の子どもの姿・声>
① 草ままごとを楽しむ中で、植物から「色」が出ることに興味を持つ。
② 野菜も取り入れ、素材による色の違いや、混ぜた色の変化を楽しむ。
③ 「できた・できない」だけでなく、過程や違いを楽しんだり「試す」ことに夢中になる。
<子ども同士・保育者との関わり>
① 色の変化に対する興味から、他児のやり方を見て真似るなど学び合い、試行錯誤を共有する姿がある。
② 探究が深まるよう、繰り返し試せる環境を提供する。
③ うまくいったこと以外にも注目し、予想と結果の違いをクラス全体で共有した。また、「正解」を提示せず、予想して試す流れを大切にした。
5.振り返り
① 草ままごと遊びから始まり、色水に興味を持った。野菜も取り入れると色の種類も増えて、さらに活動が広がっていった。これらの経験から、子どもたちの興味・関心とタイミングに合わせた素材や環境の提供が大切だと感じた。
② 「できた/できない」ではなく、過程や予想、経験に重点を置き、子どもたち自身の興味・関心を引き出していけるような声掛けを行った。
③ 染め物を素材にした縄跳び製作では、自分だけの縄跳びということもあって愛着がわき、熱心に跳ぶ練習をする姿があった。ねじる・編むなどの経験をして運動遊びへと広がっていった。