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大空と大地のなーさりぃ中野富士見町駅前園2026/03/23

とうきょう すくわくプログラム活動報告書:子どもと食の関わり

とうきょう すくわくプログラム活動報告書

<施設名>

大空と大地のなーさりぃ中野富士見町駅前園

<法人名>

株式会社キッズコーポレーション

<法人所在地>

栃木県宇都宮市中河原町3-19 宇都宮セントラルビル 8F

1.活動のテーマ

<テーマ>
【自然】子どもと食の関わり「栽培を通して食の大切さを知る」

毎日食べる給食に使用する食材がどのような過程を経てできるのかを知り、子ども達の食と健康にどのように関わるかを理解することで、食の大切さを感じられるようにテーマを設定した。

<テーマの設定理由>

当園では、子ども達が毎日食べる給食に、提携農家で育てた無農薬の野菜を使用しており、子ども達は毎日「畑のお野菜おいしい!」と言うほど、提携農家の無農薬野菜が身近な存在となっていた。
毎年行っている“すいか割り”についても、「自分達で育てたスイカですいか割りをやりたい!」「スイカってどうやって育てるの?」「提携農家さんに聞いてみたい!」という声があがり、栽培への興味・関心が高まっていた。
そのため、提携農家とやり取りを行い、実際に自分達で畑へ行き、栽培から収穫まで行えるように設定した。

2.活動スケジュール

年間を通して、提携農家で栽培できる野菜と園のプランターで育てる野菜の違いについて話を聞き、提携農家と園の2か所で栽培活動を行うこととした。
提携農家へ毎日行くことはできないため、定期的にZOOMで栽培状況を確認し、農家を訪問した際には収穫や栽培の手伝いを行い、実際に給食の食材となる野菜に触れる場を設けた。
収穫した野菜は園や家庭に持ち帰り、すいか割りやクッキングを行うことで、【栽培 → 収穫 → 食す】までの一連の流れを体験できるようにした。

3.活動のために準備した素材や道具、環境の設定

提携農家と連携し、農家と園それぞれでできる活動内容を分けて行った。
訪問できない時でも遠隔で関われるよう、定期的にZOOM中継を行える環境を整えた。
観察日記をつけることで子ども達の興味・関心が広がるよう、子ども用カメラや観察日記用の教材を用意した。
また畑訪問前には、苗植えや収穫のイメージが鮮明になるよう、擬似体験ができる環境も整えた。
さらに、農家から定期的に無農薬野菜を届けてもらい、その食材を使って自分達で調理した給食を食べる機会も設けた。

4.探究活動の実践

<活動の内容>

・農園で育てた野菜と園のプランターで育てた野菜を使い、クッキングを行った。
・提携農家で育てたスイカを使用し、園内でスイカ割りを行った。
・提携農家を訪問し、サツマイモの苗を植え、収穫までの間は子ども達の代わりに見守る“かかし”を設置した。
サツマイモの収穫には親子で畑を訪問し、子ども達の声で栽培方法や収穫方法を伝え合えるようにした。
・提携農家を園に招待し、自分達で作った手作り味噌や収穫した野菜を使った給食を一から作り、提供した。
・次のクラスへ栽培方法や収穫方法を伝え、食の大切さが次の世代へ引き継がれるようにした。

<活動中の子どもの姿・声、子ども同士や保育者との関わり>

提携農家に毎日訪問できないため、疑問に思ったことをZOOM中継で聞いたり、「お手紙を送りたい」という声があがったりした。
子ども達の手紙を農家へ届け、写真や動画で返事をもらうことで、子ども達の興味・関心はさらに広がり、保育者や農家、子ども達同士のやりとりから自然と「次はこんなことをしたい!」と活動内容が発展していった。

5.振り返り

<振り返りによって得た先生の気づき>

幼児クラスの中で活動内容を分けて行ったが、主に年長児が畑訪問や探究活動を行ったことで、3・4歳児クラスの興味・関心も自然と広がっていった。
普段口にしている食材がどのように作られているかを一から知ることで、毎日の給食を大切に食べる子ども達が増えた。
園だけでなく家庭でも栽培について話す様子が見られ、探究心が継続していることに気付くことができた。
この探究活動は次の世代へ受け継がれ、3月に4歳児クラスで植えたじゃがいもを、5歳児クラスへ進級後に収穫する予定で進めている。
子ども達の興味・関心をさらに広げるため、今後もこのテーマの活動を継続していきたい。

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